FP3級,受験してみませんか♪

FP3級は、お金のことに関する試験で、家計を預かる主婦・主夫におすすめの試験です。比較的受かりやすい試験ですが、初心者には学習し始めは難しく感じることも多いでしょう。FP初心者だった主婦の私がFP3級に合格した勉強方法、お勧めの独学方法・通信教育などを説明しています。

FP3級きんざいか協会か

FP3級を個人で受験しようと決意したまでは良かったけれど、

一つ迷わされることがあります。

 

それは、試験実施機関が2か所あるということ。

 

・きんざい

・FP協会

 

どちらで合格しても、国家資格であるFPに合格したことになります。

どちらも同じ扱いです。

 

学科試験は、FP協会もきんざいも全く同じ内容。

でも、実技試験は違う…

 

 

 

では,実技試験について,みていきましょう。

 

FP協会の実技試験は「資産設計提案業務」

きんざいは「個人資産相談業務」or「生保顧客資産相談業務」。

 

どれが良いの!?と迷いますよね!!!

 

まず、きんざい実技試験の「生保顧客資産相談業務」は、生保などの専門的な仕事をしている人向けだと思われます。

 

ですので、お金に関する知識を幅広く得たいと考えている一般的な人はきんざいの「生保顧客資産相談業務」は候補から外して大丈夫です。

 

では、FP協会で「資産設計提案業務」にするか。
きんざいの「個人資産相談業務」にするか。

一般的な受験者は、この二つで迷いますよね。

 

 

まず、両者の合格率を比べてみましょう。 

きんざいとFP協会では、合格率に大きな差があります

きんざい 2018.1 2017.9 2017.5
学科 65.34% 69.95% 59.69%
実技 67.13% 75.83% 59.69%

 

FP協会 2018.1 2017.9 2017.5
学科 80.33% 78.47% 71.87%
実技 89.07% 85.37% 86.18%

 

FP協会のが合格率が高いからFP協会の試験の方が簡単なの?と思ってしまいがちですが、学科試験はきんざいもFP協会も全く同じ問題。

実技試験の合格率の差も、学科試験の両者の合格率の大きな差から見て、受験生の質が違うということであり、FP協会の実技の方が簡単というわけではないということがわかります。

 

わたしはきんざいで受験しました。

きんざいで受験してみた結果の感覚としても、FP3級に関しては、特にきんざいが難しいということはありませんでしたよ。

 

実技試験の配点の違い

FP協会の実技試験「資産設計提案業務」:20問各5点(合計100点)。

学科試験と同様6つの分野からの出題となります。


きんざい「個人資産相談業務」:大問5×各3問で、計15問。配点3~4点(50点満点)

きんざいの「大問5」は、6分野のうちの「リスクマネジメント」を除いた5分野です。
もし「リスクマネジメント」の分野が苦手なら、きんざいを選ぶのも良いかもしれません。

 

問題数は、FP協会のが多いので、1問に対する重みが少しだけ軽いかもしれません。

 

どちらの過去問も、きんざい、FP協会、各HPにて見ることができるので、一度見てみると良いと思います。

 

  

 

もし、FP3級合格後にFP2級を受験する場合は、改めてきんざいかFP協会か、選んで受験することができます。

きんざいで3級合格したら、2級もきんざいしか受けられないということはありませんのでご安心を。

 3級受験を決める時点で「後々のことを考えて、きんざいか、FP協会か…」と悩むことに時間をかけなくても大丈夫です!!

 もちろん,3級も2級も,同じ機関で受験したいとお考えなら,3級受験の段階で,FP協会かきんざいか,決めておけば良いと思います。