FP3級の勉強方法
FP3級の試験は、全問マークシートです。
学科も実技もマークシートです。
そのため、語句を、「漢字で間違えずに書けるように」なんてレベルにまで勉強しなくてOKです。
読めればOK。意味がわかればOK、ですので、
①テキストの読み込み
②出題の文章の正否の判断ができるようになる
ことを目標に学習していくことになります。
マークシートで、正答率60%で合格です。
100点満点に換算すると、60点あれば合格です。
それも、マークシート。
中高生の頃の定期テストで60点は余裕だったな~という感覚の人は、
普通に学習すれば、間違いなく合格できます。
なんせ、「語句を正確に書け」という問題は出ないですからね!
ただ、計算問題が多少出るので、計算問題の練習は必須です。
でも,それほど難しい計算問題がでるわけではありませんので,ご安心を♪
油断は禁物ですけれどね!
ここまで読んで、
「マークシートで6割とれば良いなら、余裕じゃん♪」
と思った方は、早速、学生時代を思い出し、勉強に励んでくださいね!
難しくないです。ある程度,暗記すればOKなんです。
自分に合いそうなテキストと問題集を用意して、勉強していってください。
勉強ができるか不安な方、どうやって勉強を進めれば良いかわからない方、
久しぶりの勉強&試験に不安な方,
既にテキストを買って読んでみたけど挫折した方・・・・・
上記のように独学に自信がなかったり,挫折をしたけれど、
「それでも独学でFP3級に合格したい!!」
という方は、続きを読んでみてくださいね。
独学での学習を目指すなら、まずはテキストと問題集を自分で選んで用意するところからスタートします。
このブログでもお勧めのテキストと問題集をご紹介していますが、できれば大きな本屋に行って、自分好みのテキストを購入してくださいね。
(法律は変わるので、最新版の購入を。間違っても過去年度の中古本の購入はやめてくださいね)
ちなみに、私が使ったテキストはわかるシリーズ、
問題集は、アプリで購入しました。
過去問は、きんざいのHPから印刷しました♪
イラストはシンプルでかわいく,フォントもかわいらしい。
色使いもやさしい感じ。
そして何より「わかりやすい」テキストでした↓↓↓
2018-2019年版 みんなが欲しかった! FPの教科書3級 [ 滝澤ななみ ]
(楽天ブックス)
テキストと問題集の用意ができたら、早速勉強開始です。
テキストを開き、読んでいくと、初めて聞く語句が出てきます。
文章の意味が,すっと理解できないこともあります。
覚えることは多いので,すぐに覚えきらなくなります。
そして,読むことが面倒になってきます。
そこで,やめてしまったら,三日坊主状態に陥ります。
まずは,わからなくても,「あきらめない!!」
内容の意味が分からなくても、ひたすら読みます。
単元ごとに最後まで読むよう頑張ります。
そして,とにかくテキスト1冊,読み切ってください。
一通り頑張って読んだところで,覚えていなかったり理解しきれていない部分もたくさんあります。
でも,一度読み切ることで,
・FP3級ではどのようなことを学ぶのか
・テキストの,どこに、どのようなことが書いてあるのか
・出題の範囲
などを感じられます。
とにかく,テキストを一度読み切ってほしいのですが,どうしてもテキストを読み進めることが苦痛になって無理だと感じた場合は,次の方法で学習を進めてください。
問題集の問題を解く。
テキストも読むことができていないのに,いきなり問題集なんて,正しい答えを導けるわけありません。
でも,それでOKなんです。
正答は求めていません。
わからない問題について,テキストのどこに書いてあるか探し,内容を確認し,そして解答します。
問題を読む⇒テキストで探して解答する…
一問ずつ、丁寧にこれを繰り返します。
この方法で、どのようなことを覚えるべきか,ポイントもわかるし、どのように出題されるかもわかります。
このように、調べながら問題集を一通り解きます。
そして,問題集を一通り終わったら,改めてテキストを読み進めてみてください。
理解も深まりますし、覚えるポイントもわかりやすくなります。
暗記もしやすくなっています。
テキストを先に一通り読んだ後に問題集に取り組む場合も,1回目は誤答が多くなります。
その場合も,まずは一問ずつ,テキストを確認しながら解いてみると,より理解が深まりますよ。
テキストからスタートするにしても,問題集からスタートするにしても,初めての分野を完全独学で勉強していると、意味がわからなくなって集中力がなくなることもあります。
そんなときは、この単元は読み切る!(少な目のページ数で区切る)、問題10問やって、一旦家事をする!…など、細切れに勉強しましょう。長い時間、だらだらやれば良いというものでもありません。
FP試験では6分野から出題されますが,1分野ずつ繰り返ししっかり学習するより,まずは6分野を一通りやって,各分野でどのようなことが出題されるか確認します。6分野の中で,特にタックスプランニング(税金)は,他の分野に関わってきます。どのように関わるかを確認するためにも,6分野すべてにまずは触れることをおすすめします。
ここまでやってみて,それでも,どうにも自分で勉強することが難しい,挫折した・・・という方へ。
今は,ネットを利用したお安い通信教育があります。
ネットを利用し,授業を見ることができるのです。
私も実は,ネットの通信教育を利用しました。
私が利用したのは,通勤講座。
FP3級講座は格安ですので、試しに利用してみたのですが(今後,他の資格試験を受ける場合に通勤講座を利用するか判断したかったため),テキストだけよりもイメージしやすく,覚えやすくなりました。
私は,一通りざっとネット授業を見て,それから自分で購入したテキストと問題集を使う独学に戻りましたが,通勤講座にはテキストや問題もついています。通勤講座だけで,FP3級合格を狙えます。
お値段も数千円ですので,気になる方は一度検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
・FP3級の試験は、マークシートで6割正答で合格なので、難しい資格試験ではない
・テキスト⇔問題集を繰り返し解く
・格安ネット講座もおすすめ